正男「いいかげんにしろ!!浩二!!本当の自分を取り戻してくれ!!」
浩二「うるさい!!貴様の言うことなど誰が聞くか!!」
正男「もうやめろ!!」
ドカッ!!
浩二「グッ!!くそッ!!ここまできて・・・炎羅!!引くぞ!!」
炎羅「了解しました。」
浩二「正男!!貴様との勝負は預けといてやる!!だが、これで終わったと思うな!!」
炎羅「行きますよ。」
そう言うと二人はダークゲートに飛び込んだ。そしてその瞬間ダークゲートが少しずつ消えていき何もそこにはなくなった。
正男「浩二・・・」
ソルディ「正男〜!!」
正男「・・・ソルディか。」
ソルディ「終わったみたいだね・・」
正男「ああ・・・」
ウィザード「くそ・・・浩二め・・・」
正男「まだ生きてたのか・・・その怪我で・・」
そのときジャックが空間から現れた。
ジャック「ここは引きましょう。我々に勝算はありません。」
ウィザード「そうだな・・・ギリアム、いくぞ。」
ギリアム「了解。」
ソルディ「ギリアム・・・俺はお前を許さない。覚えておけよ。」
ギリアム「だったら俺を越すことだな。また会おう・・」
そう言うとその三人はジャックの作り出した空間の狭間に入っていった・・・
ザトシ「おーい!!」
雅文「助けて〜〜!!」
クリス「離せ!!この屑が!!消えろ!!」
ザトシ「早くもとに戻してあげなよ。」
正男「おれにいうな。」
ザトシ「いやいや、もう浄化の力使えるようになってるじゃん」
正男「あれ?ほんとだ。何で?」
雅文「どうでもいいから早く〜〜!!」
正男「アア・・浄化!!」
クリス「キャアアアア!!・・・あれ?ここは?」
雅文「戻った・・」
兵士達「正男殿〜〜!!」
正男「何?」
兵士達「我々を救ったお礼としてこの基地の隊長になってください!!」
正男「いや・・・いいよ。俺にはそういうのは向かない。ソルディに言ってやれ」
兵士達「了解!!」
兵士たちがそのことをソルディに伝えた・・
ソルディ「お、おい!!正男!いいのか?」
正男「いいんだ。俺は自分のうちで平和に暮らしたいからな・・・」
ソルディ「そうか・・・・ならばありがたく受け取る。元気でな。」
正男「アア・・・しっかりやれよ。」
雅文「じゃあ帰るとするか。」
ザトシ「おい正男!!今度はペットモン取りに付き合えよ!!」
正男「そういえばそんなこともあったな・・いいぜ。」
クリス「浩二君・・・」
正男「そう落ち込むなって。また会えるさ。きっとな・・・・」
こうしてそれぞれがそれぞれの居場所に戻り、ひとつの物語が幕を閉じた・・・

FINAL MASAO STORY 完




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