自衛隊基地占領事件から5ヶ月・・・
皆がその事件を忘れかけていた頃・・・
二つの場所で密かな動きがあった・・・・

某国某所、ジャックの作り出した異空間
ウィザード「皆に集まってもらったのは他でもない、我々の作戦を実行しようかと思ってね。」
ジャック「では、あの作戦を決行すると?」
ウィザード「当然だ。私の計画を邪魔したあの男は私が殺す。」
ギリアム「ところで・・私の隣のこの男は?」
ウィザード「我々の新たな仲間だ。全部で10人いるが代表で一人に来てもらっている。」
???「・・・・・・よろしく。」
ウィザード「お前らにはそれぞれ数百人ほどの兵を連れて世界各地を殲滅してもらう。」
ギリアム「殲滅ですか・・」
ウィザード「ああ。例外なく、すべての人間を殺せ。」
全員「はい。」
ウィザード「では、我等ウィザード・アーミーズの栄光に乾杯!」
全員「乾杯!!」

某国某所、ダークホール内闇宮殿にて
浩二「・・・・というわけだ。それぞれ自分に与えられた任務を全うするように。
???「ちょっと!!質問!!」
浩二「ディスペアか。なんだ?」
ディスペア「何で俺がこんな雑魚と組まなきゃいけないんだよ!!」
???「ああ!?てめえいま雑魚っつったな!!」
ディスペア「あたりまえだろうが!!テーネプラルム!!お前以外に雑魚がいるか!?」
テーネプラルム「いいかげんにしろよ!!この屑!!」
ディスペア「お前いま屑って言ったな!!」
???「二人ともストーップ!!とりあえず言われた仕事をやりなさいよ!!」
ディスペア「まあサスピオリムがそう言うなら・・」
サスピオリム「あんたには言ってないわよ。この絶望人間。」
ディスペア「ぜ、絶望人間・・・」
テーネプラルム「誰もお前の意見なんて聞いてない。このブスが。」
サスピオリム「誰がブスよちょっと!!!」
浩二「・・・・お前ら、死にたいか?」
全員「・・・すいません。」
浩二「俺たちの目標は正男の抹殺と世界制服だ。そのためには全員が任務を全うすることが重要だ。」
全員「・・・はい。」
浩二「分かったなら早く任務に就け!!」
全員「了解!!!」
そう言うと三人は消えるように姿を消した。
浩二「・・・正男。俺にこの傷を与えた男・・・」
浩二の両肩には鋭い傷跡が残っていた・・・
浩二「たとえあいつがこの傷のことを知らなくとも・・俺は許さん!!!」
炎羅「我々ダークネス・トゥルーパーが世界を手にするのもそう遠くはないですね。」
浩二「・・・だといいがな。」





その次の日・・
世界の各地でダークネス・トゥルーパーを名乗る少数部隊と
ウィザード・アーミーズを名乗る大軍隊により
数々の町が襲われ、大量虐殺が行われた。
又、二つの勢力が激突して、戦争に発展する地域も数々あった。
だが辛うじて虐殺を逃れた地域もあった。
そのひとつだった正男達の居る国では、自衛隊隊長のソルディにより
正男の力で世界を守るという案が出された。
そう、世界は正男に託されたのだ・・・・

FINAL MASAO STORY U
Wicked three-cornered wars

音楽提供 般若sMIDIの里

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