ザトシ「くっ!こいつ強い!!」
ナパーム「消し飛べ消し飛べええぇぇぇ!!」
ザトシ「くそ・・・・馬鹿のくせに・・・」
ナパーム「俺は馬鹿じゃねええええ!!!」
ドッコオオオオン!!(巨大な爆発が起こる)
ザトシ「何処に当ててるんだ?もっと大きな爆発を使ったらどうだ?」
ナパーム「なめるなああぁぁぁ!!」
ザトシ「すきあり!!」
ナパーム「何っ!!?」
ザトシ「プラズマ・ショット!!!」
バチッ!!(電気の塊がナパームに直撃する)
ナパーム「か・・・・体が・・・動かなねぇ・・・」
ザトシ「勝負あったな・・・」
ナパーム「畜生・・・」
ザトシ「だが良く考えたらお前は魔力の結晶を持ってないな・・」
ナパーム「魔力の結晶・・・?ああ、ウィザード様から奪ってくるように言われた奴か?」
ザトシ「じゃあお前魔力の結晶を探してたのか?」
ナパーム「当たり前だろ?だけど見つからなかったんだよ。」
ザトシ「じゃあもう俺たちは帰っていいわけだな。」
兵士「そうなりますね。どうせこのまま言っても見つけられそうにはありませんから。」
ザトシ「よし、そうと分かればこの糞熱い所からはおさらばだ!!」
兵士「帰りましょう。」


それから数時間後・・某国某所・・・
ウィザード「貴様らも魔力の結晶を奪取できなかっただとお!!!?」
ギルム「すいません・・・やってきた者が思いのほか強く・・・」
ウィザード「く・・・・正男どもめ・・・」
ギルム「我々はどうしましょうか・・・・」
ウィザード「もういい・・・下がれ・・」
ギルム「はっ・・・」
ウィザード「ジャック!!いるか?」
ジャック「何でしょうか?」
ウィザード「スペルピラミッドの奴らの援護をしにいってこい。」
ジャック「はっ!」
ウィザード「それと・・・ジールを呼んで来い・・・」
ジャック「はっ!」

その数分後・・・
ジール「珍しいな、俺を呼ぶなんて。」
ウィザード「仕方の無い事だ。それより、あれの準備は整っているな?」
ジール「ああ。後は魔力の結晶さえあればいつでも出来るぜ。」
ウィザード「なんとしても私は体を取りもどさなければならんのだ・・・そのためにはなんとしても魔力の結晶を手に入れる!!」
ジール「だが魔力の結晶はほとんど奪取失敗に終わったんだろ?大丈夫かよ。」
ウィザード「問題ない。残りの一個にはあいつを差し向けてある。しかも、先程ジャックも送った。」
ジール「なら問題は無いだろうな・・・」
ウィザード「貴様は余計な心配はするな。それと、この腕の動きが悪くなってきたんだが・・・」
ジール「まあそいつは試作段階だからな。最新式のを作っておいたよ。」
そういうとジールは何処からともなく機械の腕を取り出した。
ウィザード「ずいぶんと形が違うな・・」
ジール「問題ない。前回の型よりは機動性があがってるはずだぜ?」
ウィザード「礼を言っておく。この体でいるのももう残り少ないがその前に厄介な事があるのでな。」
ジール「ああ、あの正男とか言う奴か?」
ウィザード「奴の力は結構なものなのでな。前回も互角だった。」
ジール「へぇ・・まあとりあえず俺は研究に戻るぜ。戦いは十結集に任せとくよ。俺は頭脳派だからな。」
ウィザード「ああ。だがあれの失敗だけは許されないからな。」
ジール「分かってるって。あれは絶対に成功すると思うぜ?」
ウィザード「分かった。下がれ。」
ジール「じゃあな。」
ウィザード「準備は整った・・・後は力・・・魔力の結晶のみ!!どんな事をしようとも・・・手に入れる!!」

音楽提供 Extra Ocern




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